サンドペーパーの番手選びと研磨手順|木工の仕上げ基本
サンドペーパーは、木材の傷や毛羽立ちを整え、塗装や仕上げをしやすくする道具です。番手は数が小さいほど粗く、大きいほど細かくなります。木材の状態と仕上げの目的に合わせ、粗い番手から必要な範囲で細かい番手へ進めます。
研磨材の選び方
| 種類 | 向く場面 | 確認すること |
|---|---|---|
| 空研ぎペーパー | 木材の一般的な研磨 | 木工用か、使うサンダーのパッドに合うか |
| 耐水ペーパー | 対応する塗膜・金属の仕上げ | 水研ぎに対応する作業か、塗料の説明書に従う |
| スポンジ研磨材 | 曲面・角・入り組んだ形 | 角が丸くなりすぎないよう力を分散する |
番手の目安
| 目安 | 主な用途 |
|---|---|
| #60〜#100 | 大きな段差、荒れた面、切断後の荒い傷を整える |
| #120〜#180 | 表面のざらつき、角の面取り、仕上げ前の下地 |
| #240〜#320 | 木工の仕上げ、塗装前の研磨 |
| #400以上 | 対応する塗膜の塗り重ね前など、軽い仕上げ研磨 |
番手は目安です。木材の硬さ、傷の深さ、塗料の指定で適した番手が変わるため、端材で仕上がりを確認します。
研磨の進め方
- 目立つ傷や段差がある場合だけ、必要な粗さから始めます。
- 平面はあて木やサンディングブロックを使い、面が波打たないようにします。
- 削り傷が消えたら一段細かい番手へ進み、木目に沿って均一に磨きます。
- 削り粉を取り除いてから、塗装または次の番手へ進みます。
安全上の注意
- 研磨粉を吸い込まないよう、防じんマスク・保護メガネ・換気を行います。
- 電動サンダーを使う場合は、材を固定し、ペーパー交換時に電源を外します。
- 古い塗膜や塗料を研磨する場合は、成分・粉じんの危険性を確認します。
- 水研ぎは、電動工具や電源の近くで行いません。
まとめ
- 番手は粗いものから必要な範囲で細かいものへ進めます。
- 平面にはあて木を使い、削り傷を確認しながら磨きます。
- 粉じん・塗料・電動工具の安全対策を整えます。
あわせて読みたい:電動サンダーの種類と選び方、木材塗装の仕上げ方、合板・MDF・OSBの種類とサイズ。