【LEDテープライト】種類・選び方・カットと配線方法完全ガイド
部屋の間接照明、家具や木工棚のライトアップ、3Dプリント作品のディスプレイに大活躍する「LEDテープライト」。裏面の両面テープで貼るだけで手軽におしゃれな照明が作れますが、「どこで切ればいいの?」「5Vと12Vどっちがいい?」「電源はどう計算する?」と迷うポイントも多数あります。
この記事では、LEDテープライトの種類比較から、電源の選び方、ハサミマーク位置でのカット&ハンダ付け・専用コネクターの配線手順まで分かりやすく解説します!
1. LEDテープライトの種類と特徴比較
LEDテープライトは発光方式や基板の構造によって4つのタイプに分けられます。
| テープライトの種類 | 特徴 | 主な用途 | 初心者おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ① 単色SMDタイプ | ドット状のLED(SMD3528/5050等)が一定間隔で並んだ最も定番のテープ。 | 棚の下照明、隙間ライトアップ、間接照明 | ★★★★★ |
| ② COB(シーオービー)タイプ | 黄色い蛍光体が連続しており、ドット感がなく「シームレスな1本の光の線」に見える。 | ディスプレイケース、直視する場所の照明 | ★★★★☆ |
| ③ RGBタイプ | 赤(R)・緑(G)・青(B)のLEDが内蔵され、専用コントローラーで自由な色に変更できる。 | ゲーミングデスク、イベント装飾 | ★★★☆☆ |
| ④ アドレス指定型(WS2812B等) | 1個ずつのLEDを個別にグラデーション発光や流れる光(レインボー)に制御できる。 | マイコン(Arduino/ESP32)工作、イルミネーション | ★★☆☆☆ |
2. 指定電圧と電源容量を確認する
LEDテープライトは製品ごとに指定電圧・消費電力・カット位置・接続方法が異なります。本文の一般例だけで判断せず、購入した製品の表示と取扱説明書を優先してください。家庭用AC電源へ直接接続しません。
LEDテープライトには主に「5V」「12V」「24V」の動作電圧があります。用途によって使い分けましょう。
| 電圧 | メリット | デメリット | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 5V | USB端子やモバイルバッテリーから給電できる。 | 長くつなぐと電圧降下で先端が暗くなる(長さや配線条件で明るさが変わるため、製品の案内を確認)。 | 小型工作、パソコン周り、持ち運び作品 |
| 12V | 【DIY定番】 長く伸ばしても明るさが安定。 | ACアダプタや12V電源が必要。 | 家具・棚のライトアップ、部屋の間接照明 |
| 24V | 長尺施工で電圧降下を抑えやすい。 | 電源がやや高価。 | 部屋全体の建築照明、店舗施工 |
【超重要】必要な電源(ACアダプタ)の容量計算
LEDテープライトのパッケージには「1mあたりの消費電力(W)または電流(A)」が記載されています。
必要電源容量 (W) = 1mあたりの消費電力 (W/m) × 使用する長さ (m) × 1.2(安全マージン20%)
【計算例】
- 12V仕様・1mあたり 12W のテープライトを 3m 使う場合:
12W/m × 3m = 36W
安全マージン(1.2倍)を加算 ➔ 43.2W 以上(12V・3.6A 以上)のACアダプタを用意します。
3. カット場所と接続・配線方法
LEDテープライトは好きな長さにカットして使えますが、切ってよい場所が決まっています。
① ハサミマーク(銅パッド)の位置でカットする
┌────────────────────────────────────────────────────────┐
│ [+] ─── ( 銅 ) ✂ ( 銅 ) ─── [LED] ─── ( 銅 ) ✂ ( 銅 ) ─── [+] │
│ [-] ─── ( 銅 ) ✂ ( 銅 ) ─── [LED] ─── ( 銅 ) ✂ ( 銅 ) ─── [-] │
└────────────────────────────────────────────────────────┘
▲ 銅色の楕円パッドの中央(ハサミマーク)でカット!
⚠️ 注意:銅パッド以外の場所で切ると、その区間のLEDが点灯しなくなります!
② 配線の接続方法(ハンダ付け vs ワンタッチコネクター)
カットした部分に電源をつなぐ方法は2通りあります。
| 接続方法 | メリット | デメリット・コツ |
|---|---|---|
| A. ハンダ付け | 【最も確実】 接触不良が起きず、狭いスペースに収まる。 | 銅パッドの表面被覆(防水シリコン)を削る必要がある。 |
| B. ワンタッチコネクター | ハンダ不要。パチンと挟むだけで配線できる。 | 厚みがやや出る。振動や引っ張りに弱い。 |
4. プロの仕上がり!木工DIYでの取り付け・放熱のコツ
LED(特に密度の高い高輝度テープやCOB)は発光時に熱を持ちます。発熱はLEDの寿命を極端に縮める原因になります。
- アルミチャンネル(LEDアルミフレーム)を使う
- 木材に直接貼るのではなく、コの字型のアルミフレームに取り付けることで放熱効果が劇的にアップします。
- 乳白色のカバーを被せると、LEDのドット感が消えて綺麗な面発光になります。
- 直角コーナーは「L字コネクター」か配線でバイパス
- テープライトを無理に90度折り曲げると内部の基板が断線します。角を曲がる時は配線を挟むかL字継手を使用しましょう。
5. まとめ
- ドット感を消したいなら「COBタイプ」、手軽な5Vなら「USB仕様」!
- カットは必ず「銅パッドの中央(ハサミマーク)」で行う!
- 長さに応じたW数計算(+20%の安全余裕)でACアダプタを選ぶ!
LEDテープライトをマスターして、ワンランク上のDIY作品を作りましょう!
まとめ
- 指定電圧とカットマークを製品ごとに確認します。
- 電源は消費電力・電流の表示に余裕を持たせて選びます。
- 配線・接続部は発熱や極性を確認し、不安があれば既製コネクターを使います。
あわせて読みたい:LEDの種類と抵抗計算の基本、アクリルをLEDで光らせる工作、DIY電源の選び方と安全な使い方。
`r`n