トリマーおすすめ10選|DIY・プロ向け4メーカー比較

カテゴリ:おすすめ工具 | 掲載仕様はメーカー公式情報をもとに2026年9月確認

棚板の角を丸める面取りや、溝・飾り彫りを入れる加工に使うのがトリマーです。木工用ルーターの小型版にあたる工具で、コレットに専用ビットを取り付けて使います。コード式・充電式の違いやコレット径、ビットの回転数を確認して選びましょう。

この記事の結論

軽いDIYで面取り・簡単な溝加工を行うなら、6mmコレット・AC100Vのコード式を目安にします。持ち運びや取り回しを優先するなら充電式、複雑な形状のテンプレート加工まで見据えるなら変速機能付きの上位機種を検討してください。ビットは必ずコレット径に合うものを使用します。

1. 結論|目的別おすすめ早見表

メーカー DIY向け1位 プロ向け1位 コスパ1位
マキタ M373 RT002G 3709
HiKOKI M3608DA
京セラ MTR-42 ATRE60V ATR51
BOSCH GKF10.8V-8H GKF18V-8 GLF55-6

部門はメーカー公式の順位ではなく、作業の大きさ・電源・取り回しをもとにしたQuark-DIY独自の目安です。「-」はメーカーに該当する現行製品がない部門です。価格・在庫・セット内容は販売店で変わります。

作業 選ぶ目安 注意点
棚板・天板の面取り 6mmコレット・AC100Vコード式 ビットの突き出し量を必要最小限にする。
溝加工・飾り彫り 変速機能付きモデル ビットに合った回転数に調整してから加工する。
持ち運びを重視する現場作業 充電式(18V/40Vmax) 電池残量とビット径の対応を事前に確認する。

2. 選び方|トリマーとルーターの違い

トリマーは「小型・片手操作」向けの工具

トリマーは木工用ルーターの中でも小型・軽量なタイプを指し、片手で持てるサイズ感で面取りや溝加工を行います。大型のルーターに比べて扱いやすい反面、一度に削れる量は少なく、深い溝や大きな面取りには不向きです。

コレット径をビットに合わせる

トリマーのビットは軸径(シャンク径)でコレットに固定します。国内向けモデルの多くは6mmシャンクが標準ですが、上位機種では8mmや1/4インチ(6.35mm)のコレットに交換できるものもあります。手持ちのビットの軸径と対応コレットを必ず確認してください。

変速機能の有無で仕上がりが変わる

回転数を固定した機種は取り回しがシンプルですが、ビットの径や材質によって最適な回転数が異なります。変速機能付きの機種なら、大径ビットは低速、小径ビットは高速というように調整でき、焦げ付きやビビリを抑えやすくなります。

3. おすすめ機種|4メーカー×3部門

ここでの部門はQuark-DIY独自の選定です。

makita|マキタ

DIY向け1位M373

AC100Vのコード式トリマー。回転数固定のシンプルな操作で、価格を抑えて面取り・溝加工を試したい人の入門候補です。

  • 電源:AC100V
  • 定格入力:500W
  • 回転数:35,000min⁻¹(固定)
プロ向け1位RT002G

40Vmaxの充電式トリマー。6mm/8mmのコレットに対応し、変速機能とブラシレスモーターを備える上位候補です。

  • 電源:40Vmax
  • コレット:6mm/8mm
  • 回転数:10,000〜31,000min⁻¹(変速)
コスパ1位3709

AC100Vのコード式トリマー。M373と同じ電源クラスながら回転数がやや高く、プロにも使われる定番機です。

  • 電源:AC100V
  • 定格入力:500W
  • 回転数:30,000min⁻¹(固定)

HIKOKI|ハイコーキ

プロ向け1位M3608DA

マルチボルト36V/18V対応の充電式トリマー。6mm/8mmのコレットに対応し、コード不要で移動しながら使いたいプロ向けの候補です。

  • 電源:マルチボルト36V/18V
  • コレット:6mm/8mm
  • 回転数:10,000〜30,000min⁻¹(変速)

HiKOKIは現行ラインでは36Vマルチボルト対応の上位機のみを展開しており、DIY向け・コスパ向けに位置づけられる現行のコード式トリマーはありません(旧モデルのM6SBは生産終了・在庫限りです)。

京セラ|旧リョービ

DIY向け1位MTR-42

AC100Vの軽量トリマー。定格入力400Wで本体重量も軽く、価格を抑えて面取りを試したい人向けです。

  • 電源:AC100V
  • 定格入力:400W
  • 回転数:32,000min⁻¹(固定)
コスパ1位ATR51

AC100Vの標準的なプロ向けトリマー。MTR-42より出力が高く、価格と性能のバランスを取りたい人向けです。

  • 電源:AC100V
  • 定格入力:500W
  • 回転数:30,000min⁻¹(固定)
プロ向け1位ATRE60V

AC100Vで電子変速制御を備える上位機。ビットの径・材質に応じて回転数を細かく調整したいプロ向けの候補です(旧モデルATRE55は生産終了・後継機)。

  • 電源:AC100V
  • 定格入力:550W
  • 回転数:16,000〜30,000min⁻¹(電子変速)

BOSCH|ボッシュ

DIY向け1位GKF10.8V-8H

10.8Vの小型充電式トリマー。本体のみ1.1kgと軽量で、片手での取り回しやすさを重視したい人向けです。

  • 電源:10.8V
  • コレット:6mm
  • 回転数:13,000min⁻¹(固定)
プロ向け1位GKF18V-8

18V Professionalシステム対応の充電式トリマー。6mm・8mm・1/4インチのコレットに対応し、変速機能を備える上位候補です。

  • 電源:18V(Professional 18Vシステム)
  • コレット:6mm/8mm/1/4インチ
  • 回転数:10,000〜30,000min⁻¹(変速)
コスパ1位GLF55-6

AC100Vのコード式トリマー。550Wの定格入力と33,000min⁻¹の回転数で、充電式より価格を抑えたい人の比較候補です。

  • 電源:AC100V
  • 定格入力:550W
  • 回転数:33,000min⁻¹(固定)

4. 用途別の選び方

棚板・天板の面取りなら

ベアリング付きの面取りビットを使うと、材料の端に沿って一定の幅で削ることができます。コード式・変速なしの機種でも十分対応できる作業です。

溝加工・飾り彫りをするなら

直線ガイドやテンプレートを使い、ビットを材料に対して垂直に保ちながら一定の速度で削ります。変速機能付きの機種なら、ビット径に合わせて回転数を調整すると焦げ付きを防ぎやすくなります。

持ち運びを重視する現場作業なら

コードの取り回しを気にせず使える充電式が向いています。電池の互換性がある他の工具と電源を共通化できると、バッテリー・充電器を使い回せて経済的です。

5. 安全注意・購入前の確認

6. よくある質問

トリマーとルーターの違いは何ですか?

明確な規格上の区分はありませんが、一般に片手で扱える小型・軽量タイプを「トリマー」、両手で保持する大型・高出力タイプを「ルーター」と呼びます。トリマーは面取りや簡単な溝加工、ルーターはより深い溝やテンプレート加工など、負荷の大きい作業に向きます。

ビットはどう選べばいいですか?

本体のコレット径(6mm・8mm・1/4インチなど)に合うシャンク径のビットを選びます。面取りにはベアリング付きのビット、溝加工にはストレートビットなど、加工内容に合わせて種類を選定してください。

コード式と充電式、どちらを選べばいいですか?

作業場所が決まっていて長時間の連続加工が多いならコード式、持ち運びや取り回しを重視するなら充電式が向いています。既に同じメーカーの充電式工具を持っているなら、電池を共通化できる充電式を選ぶと経済的です。

変速機能は必要ですか?

ビットの径や材質によって適した回転数が異なるため、複数の加工を行うなら変速機能付きが便利です。決まった作業しか行わないなら、回転数固定のシンプルな機種でも十分対応できます。


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